【失敗しない】登山向けの車選びのポイントを解説します【おすすめの車種は?】

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登山には車があるととても便利です。

バスや電車での移動に比べて、スケジュールの立て方がとても自由になるし、行動範囲も格段に広がるからです。

今までは山に行くのにバスや電車などの公共交通機関を利用していたけど、これからは車でも行ってみたいな

と思う人は結構多いと思います。

この記事は、登山向けの車選びで悩んでいる人やこれから買うきっかけを探している人に向けて書いています。

ちなみに、この記事を書いている私には、マイカーを購入する前に、レンタカーでいろいろな種類の車を借りて登山をしてきたという経験があります。

マイカー購入よりもまずはレンタカーから試してみようという方は、まずはこちらの記事から読んでみてください。

登山向けの車選びのポイント

・国産車か輸入車か

・コンパクトカーかミニバンかSUVか

・ガソリン車かハイブリッド車かディーゼル車か

・二輪駆動か四輪駆動か

例えば、上の様にジャンル分けをするだけでも、世の中には実に様々な自動車メーカーや車種があるということが想像できると思います。

なので登山向きな車は何ですか?と聞かれたら、ちょっと考えてしまいますよね^_^

レンタカーをよく利用していたお陰で、これまで私は様々な種類の車で登山をした経験があります。

その私が考える「登山をする人が車を選ぶ上で重要なポイント」とは何か?

① 燃費の良さ

② 汚れを気にせずに使えるか

③ 長時間運転しても疲れにくいか

④車中泊がしやすいか

ざっとこんな感じだと思います。

上の項目が少しでも多く当てはまる車だと、より快適に登山を楽しめるというわけです。

それでは登山向きの車選びの重要なポイントをひとつずつ検討していきましょう。

燃費の良さ

登山口までの道のりって、舗装されていない悪路を進んで行かなくてはいけないから、燃費よりもまずは車高が高くて悪路の走破性が高い四輪駆動車が必要なんじゃないの?

登山初心者や自分で車を運転して登山口までアクセスしたことがない人の中には、こんなイメージを抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも、家から登山口までの移動のほとんどは高速道路ですし、舗装された道です。実は砂利道などの悪路なんてほぼないか、あったとしてもわずかです。

ですので、登山ではジープやランドクルーザーといったガッツリ系の車は、ぶっちゃけ必要ないです。

むしろ燃費のいい車を優先して選ぶといいですよ。

ガソリン車なら少しでも燃費のいいものを選んでください。ハイブリッド車やディーゼル車を選ぶとなお良いですね。

意外かもしれませんが、プリウスあたりは結構おすすめです。

私は過去に、東京から青森までの片道800キロ超をプリウスで往復した経験があります。車中泊のことを抜きにすれば、とても快適なドライブでした。

800キロは極端な例ですが、車で登山をするようになると走行距離や走る頻度が確実に増えますので、燃費の悪い車はNGだと思います。

燃費の良さは、重要なポイントですね。

汚れを気にせずに使えるか

登山はアウトドアスポーツです。歩いているだけで雨や泥、砂ぼこり、細かい葉っぱや小石などをいっぱい拾ってきます。いっぱい汗をかくので服も汚れています。

それに下山をした後、すべてを綺麗にしてから車に乗り込むということは、まずできません。

ということは、必然的に車には汚れが付きやすくなります。

ですので、登山に使う車は、汚れを気にせずに使えるかという点も重要になってきます。

例えば、雨の日の登山帰りだったらどうでしょう。

濡れたレインウェアは脱いでしまえば、あとは大丈夫のような気がしますが、何せ山の中なので家までの道のりは遠いです。

そしたら乾かしながら帰った方がいいですよね。

トランクやシートが高級な素材でできている車だと、濡れたものを置くのって抵抗があります。

ファブリックでもなく、革でもない素材の仕様だと助かりますよね^_^

この点、日産のエクストレイルは秀逸です。

座席のシートは汚れてもさっと拭き取れる絶妙な素材でできていますし、トランクもガソリン車を選べばプラスチック素材でできています。

登山に汚れはつきものです。

汚れを気にせずに使える車を選ぶといいですよ。

長時間運転しても疲れにくいか

当たり前ですが、家から登山口までの距離は基本的に遠いです。

また、登山は早出早着が原則なので、行きは夜中に眠いなか運転することが多いです。

一方、帰りは登山で疲れた体で運転することになります。

ですので、できる限り長時間運転しても疲れにくい車が、登山には向いていると私は考えます。

では、長時間の運転でも疲れにくい車とは、どういう車のことでしょうか。

それはアイポイントが高くて、安定した高速走行ができる車だと思います。

SUVがまさにそうですよね。

マツダのCX-5、日産のエクストレイル、三菱のアウトランダー、スバルのフォレスターなどが代表的な車です。

どの車も登山口の駐車場ではよく目にします。

SUVは、構造上車高が高いので着座位置が高くなり、結果高い位置でのアイポイントが確保されます。

車高の低いスポーツカーは、見た目はカッコいいしカーブもキビキビと曲がれるので、とても早く走れますが、アイポイントが低いので、長時間の運転にはあまり向いていません。

車高の高い車に乗ってみると分かりますが、視界がとても広くなり、ドッシリと構えて運転ができるので、長時間運転してもあまり疲れませんよ。

またコンパクトカーやセダンなどと比べると、SUVはタイヤのサイズが大きく幅も広いので、高速道路でも安定して走ることができます。

長時間運転しても疲れにくい車は、登山との相性が良さそうですよね。

車中泊がしやすいか

登山は早出早着が基本なので、深夜に登山口に到着して朝まで車で寝るとか、高速道路のサービスエリアで仮眠を取りつつ朝一に登山口に到着するといったことをよくします。

ですので、車中泊がしやすい車というのも登山には向いているといえます。

一番想像しやすいのは、ミニバンですよね。

トヨタのボクシー、日産のセレナ、三菱のデリカD5あたりが代表的な車です。

ミニバンだと車中泊がしやすいということは、特に説明はいらないと思います。

車内空間の広さを最優先に設計されているのだから、当然ですよね。

車内空間の広さではミニバンには劣りますが、意外と優秀なのがSUVです!

大抵のSUVは後部座席を倒すことができるし、しかも倒すとほぼフラットになります。

大柄な人には狭いかもしれませんが、身長160センチから170センチくらいの人であれば、足を伸ばして寝ることは十分に可能です。

オートキャンプの荷物の量だと無理ですが、登山の荷物くらいであれば上手く載せれば、大人2人でも十分横になって寝ることができます。

普段の生活スタイルや家族構成からミニバンでないと厳しいという人は、全然ミニバンでいいと思います。

趣味の登山を中心に車を使える人であるならば、SUVがおすすめかなと私は思います。

コンパクトカーやセダンだと座席をリクライニングして寝るしかありませんが、ミニバンやSUVであれば横になって足を伸ばして寝ることができちゃいます。

車中泊がしやすい車は登山に向いています。

まとめ

 登山向けの車選びのポイントとしては、「燃費がいいか」、「汚れを気にせずに使えるか」、「長時間運転しても疲れにくいか」、「車中泊がしやすいか」といった点を中心に検討していけばいいことがお分かりいただけたかと思います。

登山には四輪駆動車や車高の高い車などの走破性の高い車がおすすめだとよく言われますが、別に未開の地に探検に行くわけではないので、必須ではありません。もちろんあった方が便利ではありますが。

いろいろ乗り比べをしてきた私が考える登山におすすめの車種は、SUVです。それがハイブリッド車であれば燃費もいいので、なおGOOD👍🏻ですね。

でも、普段の生活との兼ね合いでミニバンは譲れないという人ならば、ミニバンで全然ありだと思います。

また、車中泊を重視しないならば、プリウスのようなハイブリッド車も実は使いやすいです。

結局は、燃費と使い勝手がよく、疲れにくく移動できる車がいいのではないでしょうか?

マイカー登山の場合は車での移動時間がとても長いので、慎重に選びたいですよね。

車選びの参考になりましたか?

あなたにとって、いい車が見つかるといいですね。

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