登山で使用するザック(バックパック)の選び方のポイントやおすすめについて

初心者

ザック(バックパック)は登山をする上で、登山靴、レインウェアと並んで、最も基本的な装備といわれます。

ザックは登山で必要となる道具の全てを詰め込み、長時間の行動を共にすることになります。

そのため、用途にあったサイズ、自分の体にあったものを選びたいところです。

この記事では、ザック(バックパック)の選び方やそのポイントについて解説しています。

この記事のテーマ

登山で使用するザック(バックパック)の選び方のポイントやおすすめについて

なぜ登山用のザックが必要なのか

「登山をするのに特別なリュックサックは別に必要ないんじゃないの?」

「登山をする人ってなんであんなに大げさなリュックを背負っているの?」

登山をしたことがない人の中には、こう考える人もいるのではないでしょうか。

登山には登山用のザック(バックパック)が必要な理由があります。

登山をするには「様々な荷物を背負って歩く」ということが、まず基本になります。

例えばこんな感じです。

水やスポーツドリンクといった「水分」は、高山病予防や脱水症対策に欠かせませんし、歩く距離が長くなるほど多くの量が必要になります。ちなみに私は夏の北アルプスに登る時は、2リットルほどの水分を持っていきます。それでも足りない時は山小屋で購入します。

山の天気は街と比べて変わりやすいので、いざという時のために「レインウェア」も常備しておく必要があります。レインウェアは簡易な防寒着としても利用できます。

また、山に登るということは当然標高を上げていくことになるので、たとえ夏であっても寒いと感じることは少なくありません。そのため、「ダウンジャケットなどの防寒着」も登山者なら大抵の人は持っています。

おやつなどの「行動食や非常食」も必要でしょう。登山はただ歩いているだけなのですが、都会の街中を歩いているのとは訳が違って、相当なカロリーを消費しますので、小まめにカロリーを摂取するということが重要になるからです。

万が一途中で行動が不能になった場合のことを想定して、ガスバーナーやガス缶も持っていた方が良いでしょう。アクシデントはなくても途中の休憩でお湯を沸かして温かいコーヒーを飲むだけでもだいぶ疲れを癒してくれます。

いかがですか?

簡単に思いつくだけでも、これだけの荷物が必要になります。重さにして5キロから10キロになるかと思います。

これがテント泊の装備となると、15キロから20キロくらいになります。

これだけの重さの荷物を背負って1日に何時間も歩くのが登山です。

少しでも快適な登山をするためには、ウエストベルトやショルダーハーネスが分厚くてしっかりとした登山用のザックが必要になるということが、何となく分かりましたか?

高尾山や筑波山などの観光客が多い日帰りができる低山であれば、普通のリュックサックでも問題はないでしょう。

でも、これから登山を始めたい、続けていきたいと考えている人であれば、ぜひ登山用のザックの購入を検討してください。

ザックの種類(容量と用途)

登山用ザックはどのようなものが実際に売られているのでしょうか。

容量と用途で分類されています。

容量は「リットル」で表されています。10×10×10㎝の立方体が1リットルだから、それを基準にイメージすると分かりやすいと思います。

小さいものでは10リットル程度、大きいものになると100リットルを超えるものまであります。

<10〜20リットル>

いわゆるデイバックといわれるサイズです。

ショルダーハーネスは細く薄く、簡素な作りになっています。ウエストベルトがないモデルもあります。

日帰りハイキングレベルであれば、特に問題はないです。

ライペン ライズパック 20 フォレストグリーン
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<30〜40リットル>

日帰りでも2000メートルを超えるような山や小屋泊を予定しているのであれば、必要になるサイズです。

これくらいのサイズであれば低山でも見た目として大きすぎることはないので、夏や秋の登山では利用する人が一番多いサイズです。

デイバックとは違い、ウエストハーネスやショルダーハーネスも太く、しっかりと体に固定することができます。

[ドイター] フューチュラ 30 フューチュラ30
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<50〜70リットル>

テント泊を想定したサイズです。テント泊ともなると、テントや寝袋、マット、食料、クッカーなどなど荷物が増えるので、15〜20キロの荷物を背負うことになります。したがって、それに耐えられる設計になっています。

OSPREY オスプレー イーサーAG 70
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以上が一般的なサイズ展開になっています。

これから登山を始めるのであれば、30〜40リットルあたりのものを買うといいですよ。

ちなみに私が初めて買ったのは40リットルのものでした。

初めての登山として近くの低山に行くにしても、ザックの中身を少なくして小さく見せれば特に変に思われることはありませんので、安心してください。

テント泊を始めるまでは40リットルのザックひとつでずっと登ってきました。ホントですよ。

30〜40リットルあたりのものは、使える場面が非常に多いので、おすすめです。

現在私は70リットルのテント泊用と10リットル程度のデイバックを含めて3つ使用していますが、最初に買った40リットルのものは現在でも現役バリバリです(笑)もう9年は使っていますがどこも壊れていませんので、登山用のザックって丈夫ですよね。

サイズの選び方と調整方法

サイズ展開や用途が分かったとして、登山用のザックはどのように選べばいいのでしょうか。

一番大事なことは、「自分の体に合ったサイズを選ぶ」を選ぶことです。

靴と同じように自分に完全にフィットするザックというのはないと思いますが、できるだけ合うようにじっくりと選びましょう。

先ほども説明したように、登山は重い荷物を背負って1日に何時間も歩くことになるので、自分の体に合わないザックを買ってしまうと非常に後悔します。

ポイントは、背面長ウエストハーネスのサイズです。

背面長とは首のつけ根から腰骨までの長さのことです。

ザックのサイズは一般的にS、M 、Lの展開になっています。

また、商品によっては男性用と女性用とで分けて用意しているものもあります。

細かい数字はメーカーによって異なりますので、基本的には服を選ぶ感覚で選べばいいと思います。

中肉中背の人であればMみたいな。

とにかく大切なのは、実際に背負ってみてしっくりくるかどうかです。

サイズはあくまで目安ですので、背負っておもりを入れて歩いてみないと分からないということです。

ですので、必ず登山用品店などに行って、フィッティングをしてください。

店員さんに相談すればサイズを測ってくれますし、これからどういう登山をするのかを伝えれば、おすすめのザックの紹介もしてくれますよ、きっと。

店舗で試着だけして実際はネットで買うというのもありですが、今後も登山をして道具も増やしていこうと考えているのであれば、実店舗で買って頼りになる店員さんを見つけることはメリットが大きいと思います。

登山用品店には、登山経験が豊富な人が結構いたりします。もし登山仲間がいないのであれば、きっといい相談相手になってくれますよ。店員さんは登山好きの人がほとんどなので、お客さんと山の話で盛り上がっている光景はよく目にします。

次にザックを背負った時の調整方法ですが、これも店員さんに聞くと全部教えてくれます。

最初に全部のハーネスを緩めてから、

ウエストベルト(腰)→ショルダーハーネス(肩)→チェストストラップ(胸)

の順に調整していきます。

自分の体にあったサイズのものを選べて、うまくハーネスの調整もできると体にピタっとくるはずです。

あとは自分の好きなメーカーやデザインを含めて最終的に決めたらいいかと。

いずれにせよ、靴と同じで、自分の体に完全にあったザックというのは存在しません。

使っているうちに馴染んでくるものですし、その時に着ているウェアや体調などによってもちょうどいいハーネスの調整の仕方が違ってきたりします。

基本的なサイズ選びさえ間違えなければ、あとは使いながら徐々に慣れていくという感じです。

レインカバーも忘れずに

登山の基本装備として、レインウェアがありますが、忘れてはいけないのがレインカバーです。

雨の時にザックにかぶせる雨よけカバーのことです。

登山中に雨が降ってきたらレインウェアを着ればいいのですが、それだけだとザックがビショビショになってしまします。

ザックは水に強い素材でできてはいますが、完全防水ではありませんので、長時間雨にさらされると中に水が染み込んできます。

ですので、ザックを購入する時はレインカバーも忘れないようにしてください。

サイズはザックと同じようにリットル表示になっています。

もともとレインカバーが内蔵されている商品もありますので、ザックを購入する際にはぜひ確認をしておきたいところです。

内蔵されているものだと紛失する可能性も低くなりますので、おすすめです。登山の荷物って結構こまごましたものが多いので、少しでも紛失のリスクは避けたいですよね。

一方、個別でレインカバーを買うことのメリットもあります。

個別で買う場合は、気持ち大きめのものを買うといいですよ。例えば30リットルのザックであれば40リットル用のを買うとか。

なぜなら、ザックとレインカバーの間に荷物をはさめるからです。

雨でレインウェアを着ていたけれど雨も止んでレインウェアを脱いで片付けようと思っても、濡れているものをザックの中にしまうのって結構抵抗がなくないですか?そんな時は、ザックとレインカバーの間にサッとすり込ませると便利ですよ。これだと抵抗なくできます。

ということで、ザックを購入する時はレインカバーも忘れないようにしてください。カバーが内蔵されているものであれば便利ですが、別途買うのであれば気持ちサイズが大きいものを買うといいですよ。

まとめ

登山をするということは重い荷物を持って長時間歩き続けるということです。

なので、登山をするには登山用のザックを購入することが必要だということはお分かりいただけたかと思います。

登山用のザックといっても10リットル程度のデイバックのような小さなものから100リットルを超える大きなものまであります。

これから登山を始めてその後も続けようと考える人であるならば、30〜40リットルあたりのものを購入するといいでしょう。テント泊でなければ、活躍する場面が一番多いからです。

ザックを選ぶ際には、実際に登山用品店などに行ってフィッティングをしてください。

お店の人に相談をすればサイズを測ってくれますし、あなたの登山計画に合わせたおすすめの商品も紹介してくれるはずです。

あとレインカバーも忘れないようにしましょう。もともとザックに内蔵されているタイプのものもありますが、ない場合は購入する必要があります。

いかがでしたか?

これから登山を始める人や登山用ザックをはじめて購入しようと考えている人の参考になれば幸いです。

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