登山で重要な水分補給について解説します

初心者
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汗をかいたら水分補給をすることは誰でも知っていますが、登山ではそれがとても重要な意味を持ちます。

山を登っている限り、汗は出続けます。

それが何時間も続けば相当な量になることは簡単に想像できるかと思います。

なので、登山には普段では考えられないほどの量の水分を取ることになります。

この記事では、山での大切な水分補給をどのようにしたらよいかを解説します。

何を飲むか

登山に持っていく水分は、水と水以外の飲み物を用意しましょう。

水は単純に飲み水のためだけでなく、怪我をした時に洗浄のために使うこともできますし、汚れを落とす時なんかにも活躍します。

また、お湯を沸かすために持っておくという意味もあります。

水以外の飲み物はというと、お茶やジュース、スポーツドリンクなどがよいでしょう。

頑張って歩いて喉が渇いた自分へのご褒美にジュースを飲みたくなりますよね。

また登山で失われた電解質を補給するという意味で、スポーツドリンクもおすすめです。

あと私がよくやるのは、凍ったペットボトルのドリンクをザックに仕込ませておくということです。

入山前にコンビニで冷凍のビタミンウォーターやスポーツドリンクを買って、保冷バッグに入れた上で、ザックにしまっておきます。

保冷バッグはスーパーでおまけで付いてくるもので十分です。

夏の暑い時は火照った体を冷やすことができますし、自販機のない山中でいつでも冷え冷えのドリンクが飲めるのは、夏山登山をとても快適なものにしてくれます。

保冷バッグに入れておけば、山の中なら解凍もゆっくり進むので、24時間後でも冷えた状態で飲むことができますよ。

ぜひ試してみてください!

Bitly

登山を開始する前から飲みましょう

あまりできていない人が多いのですが、登山を始める前にまず水分補給をしておきましょう。

500ml程度飲んでおけば十分です。

登山は早朝に開始することが多いからか、登山開始前はお腹もあまり空きません。そのため朝食もそこそこに、水分もあまり取らないということが多いような気がします。

でも、登り始めてしばらくすると、あまり足が上がらなかったり、体がいつもより重いような感じがする時があります。

軽い脱水症状を起こしているのだと思います。

後から思い返すと、水分補給が足りていなかったことが原因だったことが多かったような気がします。

登山中はもちろんのこと、登る前にも忘れずに水分補給をしておきたいものですよね。

Bitly

登山中はこまめな水分補給を

登山は過酷なスポーツなので、思った以上に汗をかきます。

また特に夏場は長時間炎天下の中を歩くことが多くなります。

ですので、脱水症状や熱中症にならないように、小まめに水分補給をする必要があります。

それでは登山中はどれくらいの量の水分補給が必要になるのでしょうか?

よく言われているのが、次の計算式です。

必要水分量(ml)=体重(kg)×行動時間(H)×5(ml)

例えば、体重70Kgの人が1日に7時間の登山をする場合、2450mlの水分が必要になる計算です。

ただし、これは夏ではなく軽装での登山を想定した数字になります。

真夏の稜線を歩く場合だと5(ml)のところを6〜7(ml)くらいに読み替えて計算する必要があります。

いかがですか?

1日に2〜3リットルの水分を体内に入れるというのは、かなり大変な気がしますよね。普段の生活ではそんなに飲まないですよね。

実際、夏以外の季節だと意識しないと達成できない量です。

夏の場合、山に登っていると何も考えなくても常に喉が渇くので、水分はいくらあっても足りないくらいです。

しかし秋や冬になると、体があまり水分を欲しなくなるので、厄介なのです。

秋や冬であっても、山に登るとかなりの汗をかきます。

意識して水分を取らないと、知らず知らずのうちに脱水症状になってしまうので注意しましょう。

特に涼しい季節に標高の高い山に登る時は、高山病のリスクも含めて要注意です。

季節に関係なく、登山をしている時は、とにかく小まめに水分を取るということを心掛けてください。

Bitly

登山を終えたらビールで乾杯と行きたいところですが

山を登り終えて、山小屋で宿泊手続きを終えました。

さぁ、お待ちかねの生ビールで乾杯!といきたいところですが、ここは少し我慢をしましょう。

最後に水分補給をしてから小屋に着くまでの間にも、確実に体からは水分が失われています。

まず水分補給をしてあげましょう。

ビールは利尿作用が強いですし、高山病のリスクも高めてしまうので、ほどほどにしておきましょう。

3000メートル近い標高の高いところにある山小屋に宿泊するときなどは特に注意してください。

夜に頭が痛くなると本当に辛いことになるので。

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