今回は一人で山に登ることについて考えてみようと思います。
登山初心者でも一人で山に登って大丈夫です
これから登山を始めようとする多くの人が考えるのが、誰と登るか、ということではないでしょうか。
これまで趣味もなかったし、運動もしてこなかったから、これからは心機一転、登山でも始めてみようかな。
と考える人は多いと思います。
でも始めるのはいいけど、周りに山に登る人が誰もいないし。
という人もまた結構多いのではないでしょうか?
一人でも大丈夫です
結論から言うと、一人でも大丈夫です。休みの日は夫婦で行動することが多いという人は、夫婦だけでも大丈夫です🙆♂️
私はというと、ほぼ夫婦二人で登ることが多いです。リーダー、サブ、その他の人、の様なメンバーの役割があるグループ登山からすると、夫婦での登山はソロ登山とあまり変わらないでしょう。私はこれまで日本百名山を80座ほど登りましたが、グループで登ったことは一度もありません。
ですので、これから登山を始めようとする方は、一人でもOKですし誰かを誘って登るのでもどちらでも良いと思います。どちらの場合でも、良いところ悪いところはあります。
それでは、ソロ登山のメリットとデメリットを見ていきましょう。
【メリット】
* 予定が自由に決められる。
* 他の人のペースに合わせずに歩くことができる。
* 自立した登山ができる。
ざっくりですが、メリットとしては以上の様なことが挙げられると思います。
まず、予定についてですが、これはとても重要です。
グループ登山だと一度予定を決めると、なかなか変更をすることが難しくなります。
例えば、天気予報を見て、予定を延期したいと思っても、一人ではなかなか変更するのが難しいことは容易に考えられます。これがソロ登山となると、予め行く山の候補だけ決めておいて、ギリギリまで保留にしておくということが可能になります。
私はこのメリットのお陰で、これまで比較的天候に恵まれた山行を多く楽しんできました。
次に歩くペースですが、他の人が自分のペースと違うと、結構ストレスが溜まります。
他の人が遅いとなかなか進まないのでイライラしますし、逆に体調が悪くて他の人に迷惑を掛けると気まずくなります。その点、人数が少ないほどこういったストレスが軽減されます。ソロ登山だとこれが最適化されます。
そして何より、自立した登山ができることが最大のメリットではないかと思います。
グループで山に出かけると、どうしても仕切ってくれる人に甘えて、他の人について行く感じなってしまいます。
これだと山登りの楽しみは半減します。自分で予定を立てて、食料の計画を練り、リスクなどの判断をしながら、無事に下山をして帰って来ることができる様になると、きっととても充実感を味わえるようになると思います。
【デメリット】
* いざという時にすぐに助けを呼べない。
* ベテランの人から登山技術を学ぶことができない。
* グループで仲良く歩いているのを見ると、たまに羨ましく思う。
デメリットについては簡単に説明しておきます。
山に登ると、場所によっては、その日誰とも会わないこともあります。
突然体調を崩したり、骨折したりした場合、ソロ登山だとすぐに助けを呼べない。場合によっては、死に至ることもある、ということが最大のデメリットかと思います。これは登山をする上で当然のことではありますが、常につきまとう問題です。これはグループ登山でも同じことですが、人数が多いほどリスクを回避しやすくなるようです。
残りの2点については、説明をするまでもないかと思います。
以上、長くなってしまいましたが、私のこれまでの個人的な感覚では、総合するとソロ登山の方がメリットが多い様に思います。
これから登山を始めようと思っていて、でも一緒に行く人がいないくて迷っている方、心配しないでください。どうぞ一人で山に行ってください!
山に登ると分かりますが、実は一人で登っている人は沢山います。最近は女子のソロ山行なんていうのも、よく見かけます。
まず山に足を運ぶことから始めてみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしければ、今後もどうぞお付き合いください🙇🏻
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