【難関】平ヶ岳に登るなら絶対プリンスルートがおすすめな理由

百名山

平ヶ岳に登りたいけど、最難関のひとつと言われているからどうしても躊躇してしまう。

簡単に日帰りができるプリンスルートがあるって聞いたことがあるけど、一部の人しか行けないみたいだし、そもそも正規のルートではないんじゃないの?

平ヶ岳に登ろうと考えてはみたけど、いざ調べてみると、どうやら大変そうだし、自分には無理かもと敬遠している人は多いかと思います。

実際、私も百名山を登り始めてから8年目で、ようやく登る決心がつきました。

この記事を最後まで読んでいただくと、百名山最難関のひとつといわれる平ヶ岳に登る決心がつきます。

どうぞお付き合いください。

<この記事の信頼性>

・筆者は登山歴9年。

・これまで日本百名山をガイドやツアーなしで80座登ってきた実績があります。

・背伸びをしない分かりやすい文章を心がけています。

平ヶ岳に登るならプリンスルートがおすすめ

玉子石

日本百名山のひとつに数えられる平ヶ岳に登るルートは一般的に鷹ノ巣ルートプリンスルートのふたつがあります。

鷹ノ巣ルートは、途中に山小屋やテント場などの宿泊ができる設備がありません。

しかもコースタイムで往復10時間以上かかるので、とてもハードなコースです。

天候の急変や急病になった場合、対処するのが難しいルートとなります。

また、日没までに下山できないかもしれない、というリスクもあります。

そのため、百名山の中でも平ヶ岳は最難関のひとつであるとよく言われます。

鷹ノ巣ルートから登るのは、かなり勇気がいります。

一方、もうひとつのルートであるプリンスルートは、かつて皇太子さまが登られたことから、その名がつけられています。

こちらのルートは、コースタイムも6時間と鷹ノ巣ルートの半分ほどで済みますので、余裕で日帰りができます。

ただし、標高差はそれなりにありますし、傾斜も比較的急なので、楽に登れるというわけではありませんので、悪しからず。

もし鷹ノ巣ルートから登ることにこだわりがないのなら、プリンスルートで登ることをおすすめします。

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プリンスルートは正規のルートではないのか

平ヶ岳の登山の話題となると、鷹ノ巣ルートが正規のルートで、プリンスルートは非正規の短縮ルートだという意見をよく耳にします。

そうすると、正規のルートである鷹ノ巣ルートで登らないと、平ヶ岳に登ったことにはならない、インチキをして登ったなんて考える人も中にはいるようです。

では、プリンスルートは平ヶ岳の正規の登山コースではないのでしょうか。

そもそもの話として、登山道は人の手によって作られた人工物のはずです。

建物も光もない大自然の中にあるとはいえ、人の手によってひとつひとつ開拓されたものに変わりはありません。

もともと自然にあるものとそうでないものとを比較するなら分かりますが、同じ前提条件にあるものをどちらが正規、非正規と言っても意味がありませんよね。

正規かそうでないかにこだわるのは、固定観念にすぎないと言えます。

鷹ノ巣ルートは難関なので、そこから登れたらすごいのは確かですが、それ以上の意味は特にないですよね。

確かに大変な思いをして登ると達成感はあります。

中には難ルートで登ったことを周りに自慢したいという人もいます。

でも、そればかりが登山ではありません。

価値観は人それぞれあっていいと思います。

だから、もし鷹ノ巣ルートで登らないと引け目を感じるなんて人がいるとしたら、プリンスルートもれっきとした平ヶ岳の登山ルートだと胸を張っていいですよ。

私はプリンスルートで登ってとても楽しかったし、いい思い出がたくさんできました。

むしろプリンスルートをおすすめしたい方です。

プリンスルートを登るには宿に泊まることが必要

では、実際にプリンスルートから登る場合の方法を説明していきますね。

まずプリンスルートの登山口には、バス停もなければ駐車場もありません。

登山口へと続く林道は、ゲートで閉ざされており、一般の人が入ることはできないようになっています。

プリンスルートから登るには、ゲートの先に入ることが許された宿に泊まる必要があります。

平ヶ岳の麓には銀山平と呼ばれる温泉地があります。

銀山平にある宿に泊まると、送迎バスでプリンスルートの登山口まで送ってくれるという仕組みです。

宿には登山客用に登山パックのようなツアーが用意されていますので、宿泊予約の際に一緒に申し込みます。

そうすると、泊まった翌朝というか深夜のうちに宿を出発します。

1時間30分ほどバスに揺られると、登山口に到着です。

林道は道がガタガタで物凄い勢いでバスが揺れるので、ちょっとした覚悟が必要です😏

これは行ってからのお楽しみです。

東京ディズニーシーにあるインディージョーズのアトラクションに乗っている感覚といえば分かりやすいですか😁

あとは登山口に着いたら、各自ばらばらにスタートします。

決まり事は、「帰りのバスの時間までに戻ること」だけです。

これを守らないと、先に下山した人を待たせることになりますので、気を付けましょう。

バスの運転手さんは、皆さんが下山をするまで登山口で待っててくれます。

トイレは登山口に仮設トイレが3基あります。

ちょいと汚いですが、コースの途中にはトイレがないので、必ずここで済ませておきましょう。

帰りのバスの時間までに全員が揃ったら、あとは宿に戻って解散、という流れです。

私が登った時は、参加者のみんなが早く下山したので、予定より早く帰りのバスを出してもらえました。

どうですか?

大体はイメージができましたよね。

宿に泊まるとこんなにもメリットが多い

平ヶ岳をプリンスルートから登る場合、宿に泊まってツアーに申し込みをする必要があるという話をしました。

当然、宿泊費用に加えてツアー料金もかかります。

お金がかかるなら、大変でもタダの鷹ノ巣ルートから登るよ、という声が聞こえてきそうです。

でも、ぜひ宿に泊まってみてください。

実際、宿泊するとお金がかかるというデメリットよりも、それ以外のメリットの方が多いと感じること間違いなしです!

ちなみに、私は「湖山荘」という宿に泊まりました。

他の宿には泊まったことがありませんので、他の宿のことは分かりませんが、湖山荘は絶対におすすめです。

<おすすめポイント①>

ご飯がとにかくおいしいです。

「2時間かけて炭火で焼く岩魚の塩焼き」

「美雪鱒のお刺身」

「山の幸の天ぷら」

「山の天然水で打った手打ちそば」

「魚沼産のコシヒカリ」

「具沢山のきのこ汁」

ボリュームたっぷりで、満足すること間違いないですよ。

<おすすめポイント②>

平ヶ岳登山の予習ができます。

夕食の途中から宿のご主人が、平ヶ岳登山についてのお話をしてくれます。

映像と手作り地図を使って、登る際のコツやおすすめのポイントなどを分かりやすく丁寧に説明してくれます。

正直、ここでの話を聞けば、事前の予習は必要ないかもと思えるほど充実しています!

また食事はツアーに参加する人で固められるので、事前に一緒に行く人と顔を合わせることができて安心できます。

<おすすめポイント③>

宿のご主人がとても優しいです。

とても気さくな方で、何でも丁寧に教えてくれます。

登山口に向かうバスの中でも、バスガイドさん並みに所々でいろんな解説をしてくれます。

とにかく長いバスの中も飽きさせません。

バスの運転手も務める宿のご主人は、私たちが登山をしている間は登山口で待っています。

その間、他の宿のご主人たちと楽しそうに談笑をしながら、お味噌汁を作っててくれました。

お疲れさん、と一杯ご馳走になれますよ。

無事に登山が終わり宿に戻ってくると、最後にサプライズが待っています。

私が行った時は、何と女将さんが冷たいスイカを切って待っててくれました。

登山の後のスイカがおいしいことは、燕岳の合戦小屋に行ったことがある人なら当然分かりますよね!

そしてたっぷり満足した後の帰り際には、宿のご主人が手を振って「また来てね」と言ってくれます。

こんなにもてなされたら、また来るに決まってますよ😆

ニトリの宣伝ではありませんが、まさにお値段以上です。

平ヶ岳に登るか迷ってるなら、ぜひあなたも湖山荘に泊まってみてください。

とても人気のある宿なので、早めに予約をしておくといいですよ。

ただし、台風や落雷などの荒天でない限り、多少の雨でもできる限りキャンセンはしないでください、との案内が宿からあるはずですので、気をつけてください。

ある程度人数が集まらないと、登山ツアーを催行しないからです。

気になる湖山荘の宿泊料金は、以下の通りです。

<平ヶ岳送迎付きの登山パック>

一泊二食で12,200円(税別)からです。

朝食はおにぎりになります。

季節、連休によって料金は異なります。

地元の新鮮な食材を使った豪華な料理の数々。

宿のご主人による分かりやすくて面白い平ヶ岳登山の解説講義。

もちろん天然温泉もあり。

登山口までバスでの往復の送迎。

そして最高のおもてなし。

バスに関しては、往復3時間のタクシーに乗るのと実質変わりません。

3時間も乗ったら、運賃はいくらかかるでしょうか。

こんなことを諸々含めて考えると、12,200円からという料金設定は、とても安いと思いませんか?

ニトリの宣伝ではありませんが、まさにお値段以上の体験があなたを待っています。

ほら、平ヶ岳に登るなら、もう湖山荘に泊まって、プリンスルートから行く以外に方法はないですよね。

頑張れば一度に百名山を2座ゲットも夢ではない

越後駒ヶ岳

銀山平温泉は、平ヶ岳登山の前泊地として利用するといいという話をしました。

でも近くにもうひとつ有名な山があります。

同じく百名山の越後駒ヶ岳です。

銀山平温泉は、ちょうど平ヶ岳と越後駒ヶ岳の中間的な位置にあります。

そうなんです。

銀山平温泉を拠点にすると、一度に百名山を2座登れてしまうんです。

平ヶ岳へは宿からバスで送迎してもらい、越後駒ヶ岳へは宿からマイカーで行くという感じになります。

実際、私が湖山荘に泊まった時、平ヶ岳登山パックに参加していた人の中に、前日に越後駒ヶ岳に登った人がいました。

ただ、越後駒ヶ岳は何とか日帰りができる山ではありますが、往復で10〜11時間のロングコースなので、結構きついです。

体力に自信のある方のみ挑戦することをおすすめします。

越後駒ヶ岳のおすすめの登り方を解説した記事はこちらからどうぞ。

ちなみに体力に自信がなくても一度に2座登れる百名山はあります。

菅平高原ファミリーオートキャンプ場にテント張って浅間山と四阿山に登りましょう。

<ガイドツアーのすすめ>

自分だけでは平ヶ岳に登るのが自信がない
という人は、登山ガイドツアーをうまく
利用しましょう。

ガイドツアーは天候に柔軟に対応できない
などのデメリットはありますが、
現地までの交通手段や山小屋などの手配を
してくれます。

また登山中のペース配分の維持をしてくれ
たり難所などでのアドバイスをもらえたり
してメリットはかなり大きいです。

クラブツーリズムは登山ガイドツアーを
豊富に取り揃えています。

クラブツーリズムのガイドツアーから探す

リンク先から
「山旅・スポーツ」→「日本百名山特集」
とクリックしていくと
百名山の一覧が出てきて、
お好みのツアーを探すことができます。

まとめ

平ヶ岳登山に一歩踏み出せないでいるそこのあなた、いかがでしたか?

平ヶ岳登山の話になると、鷹ノ巣ルートかプリンスルートかという話がよく出てきますが、登山道に正規か非正規かなんてそもそもないことは分かりましたよね。

どちらにしても登山を楽しむことに集中するなら、絶対プリンスルートがおすすめです。

プリンスルートを利用するには、銀山平温泉の宿に泊まる必要がありますが、宿に泊まるとメリットがいっぱいありましたよね。

また、宿に泊まると、頑張れば平ヶ岳と越後駒ヶ岳という一度に2つの百名山に登ることもできます。

体力のある方はぜひチャレンジしてみてください。

では、気をつけて平ヶ岳へ行ってらっしゃい‼️😆

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