登山にもだいぶ慣れてきて、次は憧れのテント泊をしようと考えている人は、結構いると思います。
でも、手始めに最初はどこのテント場から行ったらいいのかが分からないで、悩んでいるのではないでしょうか。
また百名山を登りながら、テント泊もしたい、できれば効率よく登りたい、と考えているもいるかと思います。
この記事では、こんな方にとっておきのオススメのキャンプ場といえる「菅平高原ファミリーオートキャンプ場」をご紹介します。
以前、私も百名山の浅間山と四阿山に登る際に利用したキャンプ場です。
敷地は広いし景色も良くて、とても快適なテント場でした。
<この記事の信頼性>
- 筆者は登山歴9年です。
- これまでツアーやガイドを利用しないで、日本百名山を80座登ってきた実績があります。
- テント泊は50泊程度の経験があります。
- 背伸びをしないで、なるべく分かりやすい記事を書くように心がけています。
<この記事のテーマ>
百名山ハンターでテント泊初心者なら、菅平高原ファミリーオートキャンプ場の利用がオススメです
百名山に一度で2つ登ることができる
菅平高原ファミリーオートキャンプ場は、長野県の浅間山と四阿山との中間的な位置にあります。
またどちらの山も、頑張らなくても十分日帰りが可能な山です。
この2つの山は距離が近いので、菅平を拠点にすると一度に2つの百名山を登ることができちゃいます。
効率よく百名山のコンプリートを目指している人には、朗報ですよね。
せっかく近くにあるのなら別の機会でそれぞれ登るより、一度に登ってしまえたほうが得した気分になりますよね。
ちなみに、同じく百名山を一度に2つ登れるテント場としておすすめなのは、南アルプスの北沢峠にある、長衛小屋のテント場です。
長衛小屋からは、甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳に登ることができます。
テントがあると、登山のスケジュールの立て方に幅が広がるので、とても便利ですよね。
さらに体力に自信がある人は、平ヶ岳と越後駒ヶ岳を一度に登るというのもおすすめです。
オートキャンプ場なので、広くて使いやすい
菅平高原ファミリーキャンプ場は、オートキャンプ場なので、一般的な登山道の途中にあるテント場に比べてとても広いです。
しかもレンタル品が充実していたり、キャンプ場備え付けのお風呂にも入ることができるので、登山者からしたら至れり尽くせりといった具合です。
キャンプ場の配置ですが、オートキャンプサイトは区画が段々畑のようになっています。
一方、フリーサイトのほうは、傾斜のゆるいスキー場のゲレンデのように作られています。
では、広いキャンプ場の中でどこにテントを張ればいいか。
登山者ならフリーサイトがおすすめです。
フリーサイトは全面芝生でふかふかです。しかも視界を遮るものはありません。
さらにサイトの前面には、根子岳と百名山の四阿山の大パノラマを眺めることができます。
またフリーサイトだと、サイト内であれば好きなところにテントを張ることができるので、オートキャンパーの多い区画サイトに比べて、静かにテント泊を楽しむことができますよ。
夏休みを避けるのがおすすめ
浅間山と四阿山を登るのに菅平高原ファミリーオートキャンプ場を利用するとしたら、いつ時期がいいのでしょうか。
答えは、夏休みを避けるです。
オートキャンプ場なので、当然7月8月あたりはファミリーキャンパーがたくさんいます。
せっかく登山の合間にゆっくり休めるところを見つけたのに、周りがあまり賑やかだと落ち着かないですよね。
なので、閑散期を狙うのがおすすめです。
ちなみに浅間山や四阿山は、夏でなくても登れます。
5月下旬から6月にかけての天気の良い日を狙って行くといいですよ。
雪は残っていたとしても多くはありません。
アイゼンがなくても歩ける程度です。
実際、私は5月の下旬にキャンプ場に行って、フリーサイトにテントを張りました。
区画サイトのオートキャンパーは少ないし、フリーサイトに至っては、テントを張っていたのは私だけでした。
全面芝生でふかふかのフリーサイトにぽつんとひとつのテントがあるだけ。
そして目の前には、たおやかな山容の根子岳と四阿山があります。
何ともいえない心地のよいひと時を過ごすことができますよ。
まとめ
長野県の菅平にある菅平高原ファミリーオートキャンプ場をご紹介しました。
百名山のコンプリートを目指している人なら、浅間山と四阿山に登ることになりますが、このキャンプ場は2つの山の中間的な場所にあります。
なので、登山の拠点にすると、とても便利です。
またオートキャンプ場なので、設備が整っており、テント泊初心者でも気楽にテントを張ることができます。
浅間山と四阿山は夏でなくても登れる山です。
5月下旬から6月下旬あたりがおすすめです。
夏休み期間を避けると、オートキャンパーも少なくて、静かなテント泊を心ゆくまで楽しむことができますよ。
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