登山でテント泊をしたいけど、どんなテント場にテントを張ったらいいのか知りたい。
テント泊の装備を買い揃えたけど、まずどこのテント場に行こうか迷っている。
こんな方に向けて、テント泊初心者でも簡単にアクセスできて快適に過ごせる、しかも登山の拠点にもできるテント場を3つご紹介します。
小梨平キャンプ場【長野県】
小梨平キャンプ場は、長野県の名だたる観光地である上高地にあるキャンプ場です。
あの有名な河童橋からたった徒歩5分で着いてしまうアクセスのよいテント場です。
小梨平キャンプ場は、山のテント場というよりは、どちらかというとファミリーキャンプ場に近い位置づけです。
上高地までは通年マイカー規制が行われるので、オートキャンプ場の様な派手なキャンパーはいません。
一方、登山をするには麓に近すぎるため、本格的な登山の拠点にする人もあまりいません。
上高地の大自然の中でゆっくりとキャンプを楽しみたい人が集まっているというイメージです。
登山用のテントがちょうどいい感じです。
食堂やお風呂、売店などの設備が充実しているので、初めてテントを張る人でもとても快適に過ごせるテント場といえます。
小梨平キャンプ場についてもう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてお読みください。
雷鳥沢キャンプ場【富山県】
雷鳥沢キャンプ場は、立山黒部アルペンルートの最高地点の室堂バスターミナルから歩いて1時間で行けるキャンプ場です。
アップダウンのある遊歩道を1時間ほど歩きますが、まばゆいばかりの立山連峰の大絶景を見ながらの移動になるので、まったく時間は気になりません。
小梨平キャンプ場に比べて圧倒的に登山用のテントが多くなります。
キャンプ場からは日帰りで雄山、別山、奥大日岳などに登れるので、登山の拠点にする人が多いです。
日帰り登山とテント泊を一緒に楽しみたいという人には、とてもおすすめのテント場といえます。
また、ミクリガ池や地獄谷、室堂平一帯の散歩など、登山をしなくても楽しめることは多いので、ただテント泊のためだけに雷鳥沢キャンプ場に行くというのも全然アリだと思います。
それに水が豊富で、近くには地獄谷から湧く天然温泉がいくつもあるので、とても快適なテント場のひとつといえます。
雷鳥沢キャンプ場についてもう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてお読みください。
菅平高原ファミリーオートキャンプ場【長野県】
菅平高原ファミリーオートキャンプ場は、冬はスキーやスノーボードが盛んで、夏は様々なスポーツの合宿地として有名な菅平高原にあります。
標高が1250メートルから1650メートルほどあるため、夏でも比較的涼しくてキャンプをするのに適しています。
オートキャンプ場のため夏はキャンパーが多いので、登山者としては、5月後半から6月いっぱいぐらいに行くと、静かなテント泊を楽しめるはずですよ。
菅平高原は浅間山と四阿山の中間的な位置にありますので、ここを拠点に百名山2座を一度に登ってしまうというのが、おすすめです。
区画サイトとフリーサイトがあります。
フリーサイトは一面芝生なので、山のテント場では味わえないようなテント泊を満喫することができます。
またお風呂にも入ることができるので、やはり登山者からすると、極楽のテント場ということになります。
菅平高原ファミリーオートキャンプ場についてもう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてお読みください。
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