【ポイント解説】筑波山登山のおすすめコースを分かりやすく紹介

百名山
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登山をしたことがないけど、筑波山に登ってみたい

登山初心者でも登りやすいコースや登り方があれば教えてほしい

本記事はこんな方向けに書いています。

<本記事の信頼性>

・筆者は登山歴9年。

・日本百名山をガイドやツアーなしで80座登った実績があります。

・背伸びをしない分かりやすい文章を心がけています。

筑波山はこんな山

まずは筑波山の概要的なことをざっくりと説明しておきます。

「西の富士、東の筑波」と富士山と並び称されるほど、筑波山は昔から多くの人に親しまれている山です。

また筑波山は日本百名山のひとつにも数えられています。

筑波山の最高峰である女体山は877mと百名山の中では最も標高の低い山となっています。

百名山の中では初心者向けの山のひとつです。

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標高は低いものの麓から山頂を目指せば標高差がありそれなりに険しいので、ちゃんとした登山を楽しむことができます。

またケーブルカーやロープウェイなどの乗り物が充実しているので、観光目的で楽に登ることもできます。

筑波山の山頂は関東平野を一望できるできる展望スポットです。

交通機関や売店なども充実していますので、初心者でも無理なく楽しめる山となっています。

アクセス方法

筑波山は古くから多くの人に親しまれてきた山なので登山者や観光客が多く、交通の便も比較的良好です。

筑波山へのアクセス方法について触れておきます。

公共交通機関で行く場合

秋葉原駅からつくばエクスプレスに乗れば、つくば駅まで最速で45分です。

つくば駅から直行筑波山シャトルバスに乗ると、40分で筑波山神社入口に、さらに15分乗るとつつじヶ丘に到着します。

どちらも登山口はすぐそばです。

また東京駅や羽田空港、成田空港からつくば駅までは高速バスが走っています。

例えば東京駅からだと約90分です。電車の場合と同じように、つくば駅に着いたら直行筑波山シャトルバスに乗り換えて行きます。

遠方から来る場合でも全然問題なさそうですよね。

車で行く場合

常磐自動車道の場合、土浦北インターを降りて国道125号線~県道14号線~県道42号線を経由して約40分です。

北関東自動車道の場合は、桜川筑西インターを降りて国道50号線~県道41号線を経由して筑波山方面へ約40分です。

※車を持っていなくてもレンタカーで気軽に出かけよう!!

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<つくば市内は霧が多い>

車で早朝に来る場合の注意点をひとつお伝えしておきます。

つくば市内はとても霧が発生しやすい地域です。

特に日の出前後あたりに車で走ると霧に包まれる確率が高いです。

速度を控えて安全運転で行きましょう。

駐車場

駐車場は大きく分けて二つあります。

「市営筑波山駐車場」「筑波山つつじヶ丘駐車場」です。

前者はケーブルカー乗り場のある筑波山神社付近に、後者はロープウェイ乗り場のあるつつじヶ丘付近にあります。

どちらの駐車場も料金は一回の利用につき500円ポッキリです。

良心的な価格なので、駐車料金を気にせずにゆっくりと登山が楽しめます。

駐車場に関しては、裏技的な話があります☺️

筑波山つつじヶ丘駐車場の方は午前9時からの営業なのですが、それまでに出入りをすれば料金はかかりません。

営業時間以外は駐車場が開放されているにもかかわらず、料金を徴収する人がいません。

つまり実質無料となります😁

ちなみにセコい僕は、夜明けとともに登り始めて9時までに帰るという登り方をしています。

浮いたお金はつくば市内の飲食店でランチで使っています。

筑波山の登山コースは3つ

では次に筑波山の登山コースについて解説していきます。

基本は、「御幸ヶ原コース」「白雲橋コース」「おたつ石コース」の3つです。

筑波山は男体山と女体山の2つの山からなっています。

御幸ヶ原コースは男体山方面に、白雲橋コースとおたつ石コースは女体山方面に登ることができます。

前者はケーブルカーを、後者はロープウェイに乗ることもできます。

まずどちらの山頂を目指すかで選ぶコースが変わります。

ちなみに男体山と女体山はお互いを15分で結ぶ登山道がありますので、両方に登りたい場合はどちらのコースから登っても問題はありません。

ケーブルカーやロープウェイなどの乗り物を利用すると実にさまざまなパターンの登り方ができます。

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御幸ヶ原コース

標高差:610m

登り:90分 下り:70分

筑波山神社から男体山に登るルートです。

ケーブルカーとほぼ併走するかたちで登山道が作られています。

登り降りのケーブルカーがすれ違う様子を見ながら登ることができます。

標高差のある険しいコースですが、その分登山気分を一番味わえるコースでもあります。

ちゃんと登山をしたいならこのコースで決まりですね。

白雲橋コース

標高差:610m

登り:110分 下り:95分

筑波山神社から酒迎場分岐、そして弁慶茶屋跡を経て女体山に登るルートです。

途中の弁慶茶屋跡でつつじヶ丘から登るおたつ石コースと合流します。

見所は「弁慶七戻り」や「胎内くぐり」をはじめとする奇岩・巨岩で、ルート中にいくつも現れます。

こんな岩を見るために筑波山に登ってもかなり楽しむことができます。

女体山に登山として登るなら、白雲橋コースはおすすめです。

おたつ石コース

標高差:332m

登り:110分 下り:75分

ロープウェイ乗り場のあるつつじヶ丘から弁慶茶屋跡を結ぶルートです。

弁慶茶屋跡からは白雲橋コースへ合流するので、そのまま女体山頂を目指すことができます。

登山口のあるつづじヶ丘はすでに標高が545mあるので、女体山の山頂までの標高差はたったの332mしかありません。でもコースタイムは他の2コースと変わりません。

つまりゆるやかに登っていくのが、このコースの最大の特徴です。

スタートのつつじヶ丘から300mほど登ったところにあるつつじヶ丘高原までは展望がいいので、時折景色を振り返りながら気持ちよく登っていくことができます。

個人的におすすめのコースはおたつ石コース

筑波山は登山道が豊富なので、どのコースからも一度は登ってみた方がいいと思います。

一般的なコースプランは、御幸ヶ原コースで登って男体山と女体山の山頂を踏み、おたつ石コースで下るというもの。

ただトレーニングのために登るというのなら、おたつ石コースの往復が僕個人的にはおすすめです。

登山を始めたころはどの山に行っても楽しみなので、登山ルートもいろいろ試してみるのがいいです。

でも慣れてくると、次第にお決まりのコースというのが出てくるはずです。

ちなみに最近の僕は、筑波山を「トレーニングの山」としてとらえています。

北アルプスなどの高山に登れなくなる秋冬あたりに、体力維持のためにトレーニングを目的として筑波山に登っています。

そうすると少しでも手軽に登りたくなります。

おたつ石コースの登山口にあるつつじヶ丘駐車場は、先ほど紹介したように、営業時間外なら車の出入りが自由にできて駐車場の料金(500円)がかかりません。

なので僕はいつも朝6時くらいにつつじヶ丘から登り始めて2〜3時間でサクッと登って降りて帰ります(笑)

セコいと思うかもしれませんが、登山をすると車の費用は馬鹿になりませんので。

浮いたお金は麓のつくば市内でのランチに回せますよ。

まとめ

いかがでしたか?

筑波山に登るにあたって知っておくといい基本的な登山道の話やアクセス方法などについて解説してきました。

筑波山を純粋に楽しみたいのなら、代表的な「御幸ヶ原コース」、「白雲橋コース」、「おたつ石コース」はそれぞれ登っておくのがおすすめです。

でも何度も登るようになって筑波山をトレーニング的な山として捉えるようになったら、おたつ石コースでサクッとお得に登るのがスマートです。

筑波山は公共交通機関で行きやすいので交通の便はかなりいいです。

車で行く場合は、つくば市内は日の出頃は特に霧が多いので走行に注意してくださいね。

それでは気をつけていってらっしゃい!!

今回は以上です。

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